今回は奈良県中部にある都市、
橿原市にやってきました!

橿原市の公式マスコットキャラクターといえば、
こだいちゃんとさららちゃんです!

橿原市役所前にて
さららちゃん(左)、こだいちゃん(右)

二人に「藤原宮跡に行こう!」と誘われたので、
当スタッフは二人とともに藤原宮跡に向かいました。

藤原宮跡

藤原宮は持統天皇が694年に夫・天武天皇が亡きあと、
遺志を受け継いで造営した日本ではじめての本格的な都城でした。

この都で大宝律令(701年)が制定され、
「日本」という国号をはじめて使用されたといわれています。

当時は、東西方向約5.2km、南北方向約4.8kmもの広大な敷地を有した
古代最大の都だったとか。

今は広大な敷地が草原のように残されていて、
かつて朱塗りの門柱が建っていた場所には、列柱が再現されています。
持統天皇はここから、どんな気持ちで大和三山を眺めていたのでしょうか…?

さて、藤原宮跡にやってきた
こだいちゃんとさららちゃん。

藤原宮跡で追いかけっこしていました。

二人は仲が良いのかな?

と思ったら? 
こだいちゃんがさららちゃんを防御!?

いえ、楽しく遊んでいたみたいです(笑)

こだいちゃんはカメラで写真を撮ることが好きな男の子。
大和三山がモチーフの烏帽子を被っています。

ということで、こだいちゃんが藤原宮跡で
「大和三山を綺麗に撮影できるおすすめの場所」を教えてくれました。
場所はコスモスゾーン(秋ゾーン)付近。

大和三山はこんな感じに見えます。

畝傍山
耳成山
香具山

綺麗に大和三山が望めますね!

季節ごとに美しい景色を見せてくれる宮跡。
こだいちゃんがカメラ男子になるのも納得です。

こだいちゃんが送ってくれた藤原宮跡の画像。

「藤原宮跡のコスモス 畝傍山を背景に」

美しい風景ですね~。
毎年10月中旬ごろには敷地内に300万本とも言われるコスモスが咲き誇ります。

日本最古の歌集『万葉集』には
大和三山を詠んだ歌が多く残されていますね。

特に持統天皇が藤原宮から香具山を詠んだ歌が有名です。

「春過ぎて夏来(きた)るらし 白妙(しろたへ)の
衣乾(ころもほ)したり 天(あま)の香具山(かぐやま)」
(万葉集 巻1-28)

そうそう、
この歌を詠んだ持統天皇の幼名は「うののさらら」。

当時、藤原京を走り回っていたであろう、
活発ではつらつとした女の子をイメージして生まれた
PRキャラクターがさららちゃんなのです。

こんなポーズをとっていたり、

こだいちゃんを追いかけ回したり、

ほんとに活発ですね~。

得意なことが星占いや空中散歩なのだとか?

こんな感じかな?

さららちゃんのきりりとしたお目めは、きっと持統天皇そっくりなのでしょうね。

キャラクター名 こだいちゃん
モチーフ 藤原京に都があった時代の古代人の衣裳をモチーフにデザインされました
トレードマーク わかくさ色の古代衣裳と大和三山(やまとさんざん)をイメージした烏帽子(えぼし)
誕生日 694年12月6日(旧暦)
性 別 男の子
趣 味 カメラで写真を撮ること。風景の写真が大好き
オフィシャルサイト http://www.city.kashihara.nara.jp/kankou/own_kankou/kankou/kodaichan.html
キャラクター名 さららちゃん
モチーフ 名前は、日本最初の都・藤原京を創った持統天皇の幼名「うののさらら」に由来しています。当時、藤原京を走り回っていたであろう活発で溌剌とした女の子をイメージしています。
トレードマーク 意志の強さがわかるきりりとしたきれいな目と背中にある市章の金の羽
誕生日 694年12月6日(旧暦)
性 別 女の子
特 徴 時空を超えることができる不思議な能力を持つ。星占い、空中散歩も得意
好きな食べ物 蘇(古代チーズ)、甘酒
オフィシャルサイト http://www.city.kashihara.nara.jp/kankou/own_kankou/kankou/sararachan.html