今回は奈良県西の玄関口、王寺町にやってきました。

JR王寺駅直結、南北に架かる久度大橋は、2キロ先にある達磨寺へとつづく道のアプローチになっています。

犬並外れたぷにぷにの肉球・・・

黒い烏帽子とマント

このお顔はもしかして…

雪丸ではありませんか！

今大人気の王寺町キャラクター・雪丸が登場です！

久度大橋に雪丸が登場するだけで、声をかけられたり写真を撮られたり・・・

最近では、みうらじゅんさんと安齋肇さんの番組に出演するなど、雪丸の人気は急上昇中です！

久度大橋は2014年3月にリニューアル
通称「雪丸ロード」と呼ばれ、雪丸のイラストや足跡などが点在しているんですよね～。

名刺交換していただきました。

取材日は4月11日。

雪丸は、達磨寺の伝統行事「達磨会式（だるまえしき）」に参加するとのこと。
当スタッフも一緒に同行させていただくことになりました。

達磨寺は、推古天皇（すいこてんのう）創建のお寺です。

聖徳太子の愛犬だった「雪丸」。
境内には雪丸像が安置されています。

寺伝『達磨寺略記』（だるまじりゃっき）によると
雪丸は、人の言葉を話し、お経を唱えることができたなど、とても賢い犬だったとか。

江戸時代の寛政３年（1791）に刊行された『大和名所図会』（やまとめいしょずえ・現在の観光ガイドブックのようなもの） という書物では、当時の本堂の北東の方角に犬のような石造物が描かれています。

きっと雪丸は境内で王寺町の人々を見守り続けてきたのでしょうね。

達磨会式に参列する「片岡の里保育園」の皆さんと記念撮影。

達磨会式が執り行われる中、稚児行列（ちごぎょうれつ）の皆さんを終始見守っていた雪丸でした。


さて、ここからは、雪丸おすすめの絶景スポット案内です！

明神山は金剛山地の北端に位置する標高274ｍの山です。
「山頂まで約１時間くらいで行けるからついてきてよ！」と誘ってくれました。

山頂に上がってみると、360度スッキリ見渡せる大パノラマが広がっていました。
山頂は開放感があり、すっごく気持ちよかったです！

西側の展望デッキへ上がると・・・

あいにくロケ当日は霞がかっていたのですが、大阪や淡路島、明石海峡大橋が見えました！
よく見ると、あべのハルカスも！！
遠くても形でわかりますね！　是非探してみてね♪

ところ変わって東側からは、奈良県が一望できます。

なんという見晴らしの良さでしょう！

北側には生駒山系、南側には右から金剛山、葛城山や二上山…
肉眼では見えにくいのですが、東側には大和盆地から三輪山や大和三山まで見えます。

雪丸もじっと景色を眺めていました。

きっと、王寺町の人々を見守っているんですね。